配偶者が不倫や浮気をした場合、慰謝料請求したいというのが、配偶者の素直な気持ちでしょう。しかし、不倫が行われたからといい、必ず慰謝料を請求できるとは限りません。
では、どのような場合に慰謝料を請求できるのでしょうか。
慰謝料を請求できる典型的な例として、配偶者と不倫相手に肉体関係がある場合です。数回のデートのみの場合では請求は困難とされています。なぜなら、不倫で慰謝料を請求するには、不法行為の成立が条件となるためです。肉体関係に至り、初めて不法行為と言えると考えられます。
なお、慰謝料の請求自体は、離婚していない場合でも可能です。
また、不貞行為による慰謝料の請求には、証拠が必要とされます。
裁判官は、不貞行為の存在を証拠をもとに認定します。そのため、証拠の存在が必要不可欠となります。
次に、慰謝料請求に際しての注意点ですが、時効の存在に注意が必要です。
この場合の慰謝料請求は、不法行為による損害賠償請求(民法709条)にあたるため、損害発生(不貞行為)の事実及び加害者(不倫相手)を知ってから3年以内に請求する必要があります。
時効期間を過ぎると、請求権自体が消滅してしまうため、注意が必要です。
関西新生法律事務所は、大阪市、枚方市、寝屋川市、門真市、守口市、京田辺市、交野市、四條畷市を中心に、離婚、相続などの法律問題の解決にあたっています。
私たち弁護士が身近な存在となるよう日々活動しています。
担当の弁護士がいつでも相談に応じますので、お困りの方は、お気軽にご相談ください。
担当弁護士が不在の場合は、24時間以内に折り返し連絡いたします。
慰謝料(不貞行為など)
関西新生法律事務所が提供する基礎知識
-
不動産トラブルに関するご相談は関西新生法律事務所にお任せください
関西新生法律事務所では、土地・建物の賃料に関するトラブルや、賃貸借契約終了に伴う立ち退きに関するトラブ...
-
【弁護士が解説】家賃滞納者へ少額訴訟をする際の流れや費用など
■家賃滞納者から家賃を回収する流れとは? 不動産における賃貸のトラブルとして、家賃を滞納する賃借人がい...
-
英文契約書の署名方法|サインや日付の書き方について解説
近年、日本企業が外資系企業と共同して新会社を設立し、事業を共同していくジョイントベンチャーや海外企業と...
-
相続に関するご相談は関西新生法律事務所にお任せください
相続に関する相談は関西新生法律事務所へ。 相続はご相談者の複雑な家庭事情にも踏み入ってお話をする必要...
-
離婚問題に関するご相談は関西新生法律事務所にお任せください
関西新生法律事務所は、離婚に関する相談を受け付けております。 離婚問題は、紛争に発展しやすい問題であり...
-
組織法務
企業法務における「組織法務」とは具体的にどのような業務を内容としているのでしょうか。 組織法務とは、...
-
門真市で顧問弁護士をお探しの方へ
企業を運営する方は顧問弁護士という言葉をよく耳にすると思います。しかしながら顧問弁護士とは具体的にどの...
-
賃料増額・減額
建物の賃料が ①土地もしくは建物に対する租税その他の負担の増減により、 ②土地もしくは建物の価格の上昇...
-
国際企業買収
国際企業買収はどのようにして行われるのでしょうか。 以下に、紀伊行買収の流れを簡単に説明します。 ■...